徳島県指定天然記念物

矢上の大クス

指定年月日 昭和三十一年二月七日

 矢上の大クスは、樹齢一二〇〇〜一四〇〇年と推定される県内で最も古いクスノキの巨樹である。幹周りは一一.九五m、高さ約一五mを測る。
 文化八年(一八一一)出版の『阿波名所図会』には「矢上の大樟」として紹介されており、阿波を代表する名木として県下一円に知れ渡っていたと考えられる。
 クスのある春日神社は、建仁三年(一二〇三)に奈良春日大社へ寄進して成立した荘園・矢上庄の鎮守として設けられたと言われる。

     藍住町教育委員会

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矢上の大クス




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矢上の大クス
指 定 徳島県指定天然記念物 
指定年月日 1956年2月7日  
所在地 徳島県板野郡藍住町矢上、春日神社
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 大空洞あり  
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆     下車後すぐ
撮影日 2009年12月31日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周  12.05m  11.95m  12.97m
樹  高     12m     15m     15m
樹  齢      不明 1200-1400年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測

徳島県東部、藍住町の片隅に立つクスノキの巨樹である。
主幹は既に朽ち果て、大きな空洞がかつて存在したであろう主幹の大きさを物語っている。
 もし主幹が存在したならば、幹周17〜8mクラスの日本でも最大クラスのクスであった可能性が大きそうである。
 15年ほど前に初めて出会った際には、悲壮感漂う印象を受けたのであるが、2009年年末に見た際には、それほどの悲壮感はそこにはなく、柵できっちりと保護されて樹木医の手も入っているように見え、生き生きとして見えたのも事実。
 樹勢も以前よりは回復傾向にも見えたことから、主幹を失ったダメージから脱し、新たな生長が始まったとでも言えるのかも知れない。
 かつて鳥屋大クスあたりで耳にしたと思うのだが、鳥屋と矢上と○○の3本が三大クスと聞いた記憶がある。
三大クス・・・・多分徳島県の三大クスの事であると思われる。
そして○○に入るのは多分加茂の大クスと思われるが、残念ながら失念してしまった。
吉野川の広い氾濫原、そして流域面積内の川が作り出す肥沃な平地には、実に面白いクスノキが多い。まさにクスノキの楽園とでも言って良いであろう。
 何度行っても新しい発見があるし、クスノキも陽気に温かく迎えてくれる。そんな気がしてならない。


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