四国三郎と呼ばれる暴れ川の吉野川左岸にあるクスの巨樹。
国指定天然記念物の加茂の大クスから下流に11kmほど下ったあたりにあり、道を挟んで目の前が雄大な吉野川が流れるという恐怖にも近い立地である。
かつて護岸工事が進んでいない頃には、おそらく幾度となく洪水と戦ってきたであろうと思われるクスノキだ。
幹は見るからに重量感に富み、どんな洪水が押し寄せても耐えることができそうな迫力で、枝の損傷も少なくまだまだ元気そうな姿を見せてくれている。
加茂の大クスがあまりにもメジャーな存在になったため、こちらにはなかなかスポットが当てられないでいるが、なかなかどうして四国を代表するクスと言っても過言ではないほどの力感を誇る。
解説板には徳島県第6番目との表記であるが、かなりの生長をしていることもあり現在は5位相当と思われる。
1位は加茂の大クス 2位 矢上のクス 3位 東川田のクス4位 鳥屋の大クス これらに次ぐものであろうか。
付近には天然記念物の土柱や、旧脇町のうだつの町並みなどがある。土柱は地質学的には貴重な存在であろうが、一般人が見学するには???疑問符が付いてしまうが、うだつの町並みは何をさておいても素晴らしい。一度見る価値はあるものと思われる。